モヤモヤ [ヨロカジ☆イヤギ]
先日 また新しい出会いがあったというか、再会がありました。
ちょっと、その話を
彼女に会ったのは、4月の初めでしたが
大地震の後、彼女は、居てもたってもいられずに、ボランティアで現地に飛んで
ちょうど、帰ってきたところで、あるイベントの最後に その報告をするように指名されて
200人余りの人々の前で、彼女の体験を語ったのです。
彼女の活動したグループは、ともかく、家々に入り込んだ、泥を みんなで掻きだすという作業を中心にしてきて
体育館をきれいにして、その地区の小学生の卒業式をしたりという事もあったようです。
その彼女から、再び話を聞く機会があって
ああ~と思うところが いろいろありました。
彼女曰く、阪神のときも、中越のときも そんなに関心が湧かなかったけれど
今回は、何故か、居てもたってもいられずに モヤモヤとした気持ちになったと
考えてみるに、ちょうど、この大地震の前に、
富山の学生たちが多数巻き込まれたニュージランドの大地震があって、
そのニュージランドも大好きな国だったし
自分の身近な富山の人々が多数巻き込まれてるという事から、 モヤモヤとして
その上に たたみかけるように 今回の大地震で、甚大な被害が出て
ちょうど、職探しの前という事もあって、自分に何ができるかわからないけど
ともかく現地に行くことを決めて
出発地が三重県からバスだったけど、結局は、北陸道を通って富山経由で、東北に・・・
最初は、宮城県に向かって、そこで、泥掻き隊として
で、一緒に行った仲間の中で、一番スコップの使い方が上手かったと・・・
何故なら、北陸は、雪かきで スコップに慣れているからですね~
その時に、話をしていて 一人のおばあさんが 笑ったんですって
で、そのおばあさんが「 エ!@@ 私今、声出して笑ったよね?・・・声出して笑ったの、震災以来だよ]って、つぶやいたんですって
彼女が入った時は、震災から3週間ほどで、3月の終わりから4月初めまで居たそうです。
彼女は、4月の終わり 5月の終わりと 3回 行ってるんですが
今は、細かいところに回って、何が必要なのかを聞き取り調査をしているそうです。
まだまだ、 これからもボランティアは、必要とされてるって
だから、長いスパンで、行くことを考えているそうですし、必要なものを伝える役目を負う事を考えているようです。
そろそろ、定職について、ちゃんと自分の生活をしながら 被災地の方々を支えていく方向にシフトしていきたいと言ってましたね。
で、私は、最初に感じたモヤモヤは、すっきりしたの?って聞いたら
最初のモヤモヤは、自分が行って関わった事で、無くなったけれども
また 別のモヤモヤがあると
やっぱり、本当にたくさんの手を必要としているので、自分にできる事が その一部分しかという思いだけど、できる事からしない事には、前に進めないとも
別の人が、「どこから、そういう思いが溢れてくるのかしら?そのバイタリティの源は、何?]と聞いたら
「自分は、笑って生きていきたい。だから、他の人にも笑って生きていって欲しいから]
その事が、先のおばあちゃんの言葉につながって、本当に少しでも思いが届けられて
良かったなぁって
被災した方々も、今は、様々な立場があるので、細かい支援が必要らしいですね。
特に、炊き出しは、まだまだ必要とされているという事も言ってましたね。
彼女の体験を聞いて、いろいろと考えさせられる事がありました。
本当に必要とされているところに 本当に必要なものをというのが、良いのだなぁって
支援の方法も、それぞれの個人が思う範囲で良いと思うし
一生懸命、自分の仕事をするだって、間接的に支援につながってると思いますね。
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