光州5.18 ブログトップ

2つの光州運動と心は一つ【마음은 하나 】 [光州5.18]

先日も少し触れましたが、

私の通っている韓国語講座に在日コリアンの方がいます。

その彼が、釜山と光州に行って来たというので、その話を聞かせて頂きました。

その中で、光州という街の魂に触れる話が聞けたので、おすそ分け

その在日コリアンの彼の祖父の時代 私は、てっきり強制連行されたと思っていたんですが、そうではなくて移民として、日本に渡ってきたそうです。

昔の日本人が、新天地を求めてブラジルに渡ったような感じ?と聞いたら、それに近いと思うという事でした。

でもまぁ、日本の統治時代の中での移民なので、当時の韓国内では、農民の土地がとり上げられて暮らしていけなくて、移民という道を選ばざるを得なかったという事情も無きにしも非ずなので

色々な事情とか個人の想いとか 複雑に絡み合っているとは思います。

で、その彼が、光州に行って、光州に暮らしている人とじっくりと話をする機会があったと

その中で、実は、光州という街は、

イ・ジュンギが出演した映画『光州5・18』韓国原題『화려한 휴가 :華麗なる休暇』で有名な

光州民主化運動の前にも

実は、日本帝国主義の支配に抵抗するために起きた代表的な民族解放運

動のひとつを起こした『光州学生独立運動』という歴史があったんです。

その学生というのが、大学生ではなく高校生・中学生のようです。

詳しい内容は、コチラ

 

そして、

『光州民主化運動』の記念館には、高校生が兵士に銃を向けられている写真が飾ってあり、その写真を見せて頂きました。

学生独立運動の話を聞き そして、またそのフォトを見た時に

映画『光州5・18』で、

ジュンギが高校生役を演じて、学生のデモ隊の先頭に立っていた事が、とても意味があるシーンだったという事が 良く理解出来ました。

私は、正直 デモの中心になるのは、大学生という先入観があったので

ジュンギが大学生役で無くて

何故?高校生? しかも 高校生のくせに、デモ隊の先頭? なんか設定が しっくりこないなぁなんて思っていたんです。

だけど、韓国語講座のお仲間のお陰で

謎が、一瞬にして解けて行きましたよ

光州という街は、歴史的に そういう年代の子たちが、まず真っ先に 立ち上がった街だったんだと

だから、ジュンギが高校生役でなければいけなかったんだ。

彼が演じた高校生『ジヌ』は、光州の『魂』だったんですね。

実際に、『光州民主化運動』の時にも、高校生が学校全体でデモをしたという記録がありました。

そして、これからの話が、もっとも印象的なのですが

在日の彼は、光州というと暴徒の街というイメージがあったそうです。

どうも、一般的な在日の方が持っているイメージだったらしい。

で、その光州の方とじっくり話して、そうではないと理解できたそうです。

で、私は すかざず云いましたね~

『ええ~?ねぇ~、もしかして光州5・18観てない? あれを見たら最後のセリフで言っているよ。俺たちは、暴徒でない!って・・・』

そうなんだ~・・・って、DVD持ってるなら貸して ですって・・・

エ~~イ・・・・レンタルしておくれよ^^;

すこし 映画の解説をしましたわ・・・『普通に暮らしている人が、どうして巻き込まれていったのか、良く分かる内容だよ』って・・・

で、光州の方に 彼が云われた言葉が題名にある 『마음은 하나 』(心は、ひとつ)

在日で、彼の祖父ように移民した人は、国を捨てた人だという 認識らしいです。

本国では、そういう風に蔑んだ風にみられていると

でも、そういう二人がじっくりと話して 出た言葉が『心は一つ』

彼は、その言葉にとても救われて帰って来たようですが、

そこで、私は、気になって尋ねたんですね

『その、(心は一つ)の言葉の向こうにあるのは、やっぱり 同じ韓国人という言葉というか意識なのかしら?』って

『そう』

で、私は 分かってはいたけど、ちょっとだけ悲しくて

『ねぇ、もっとその先の意識持てたら良いよね。 (心は一つ) 同じ地球の人間、同じ人間だもの』って

暗に、国籍なんて超えてさぁ~という意味合いを込めて・・・

『そうだね。 あぁ そこまで 深く考えなかったけど、考えられなかったけど、ほんと、そういう風に思えたら、本当は、良いよね』って

まぁ

私は、彼の気持ちは、理解できるので、彼なりのアイデンティティに悩みがあった人生だと思うから、本国の人間にそういう風に言ってもらえて、嬉しかったと思います。

 

光州民主化運動 詳細は、 コチラ

元々の発端は、下記のようです

金大中は全羅南道の出身で、光州では人気があり、彼の逮捕が事件発生の大きな原因となっている。

また、鎮圧部隊の空挺部隊も、かつては韓国軍のエリート部隊であったが、全斗煥の警護部隊的な位置づけに格下げされ、兵士たちには鬱憤がたまっていた。

 

 

 


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光州5.18DVD [光州5.18]


光州5・18 コレクターズ・エディション [DVD]





本日このDVDが手元に届きました。
早速ですが、特典映像を観てみました。
ちょっとびっくりしたのが、これって初回限定版なんですね。

そういうような記述を見てないので、予約注文しておいて良かった~って思いました。
って、
アジドラのDVD発売予告映像をみて
言っていましたね。初回限定版には、イ・ジュンギ撮りおろしインタビュー付きって[あせあせ(飛び散る汗)]
今日の昼の予告編では、DVD絶賛発売中になっていましたね。

何といっても、特典の目玉は、イ・ジュンギ君の日本版だけのインタビューですが
う~~~ん、正直言って
短いなぁ・・・・予約の段階でのインタビュー時間って20分と書いてありましたが
20分無かったですね。

メイキングを観る事が出来たのは、嬉しかったんですが、
やっぱり、イ・ジュンギ君が主役でないというのは、ファンとしては物足らない。

イ・ジュンギ君のインタビューってホント内容が面白い。
今回も、さすがという感じの内容でした。
一つの質問で、色々と深く掘り下げて答えてくれるから、もっと、もっと話を聞きたいって思うので
いろんな質問をもっとぶつけて欲しかったですね。
いや、あったはずだと思いますが
雑誌に載っている内容を観ると、色々答えてくれているようですから

日本版は、イ・ジュンギ君を目玉にして、この映画の宣伝をしているんですから
どうせなら
もっと、徹底的にイ・ジュンギ君を前面に出してくれても良いと思います。

イ・ジュンギ君が出ていなかったらここまで真剣に見なかったであろう映画ですが、
改めて、本当の自由とか平和を考えさせられた映画であることは、間違いないですね。

彼が出ている事で、本国でも10代20代の若いファンがこれを観るきっかけになったんでしょうね。
こういう映画に出演するという事も
俳優として生きる意義があることのひとつになりますね。

確かに 彼のインタビューからも感じることができました。
イ・ジュンギが何を目的としてこの映画に出たのかを分かってもらえるんじゃないかと思う
そういう感じの内容でした。



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光州5.18【華麗なる休暇】DVD発売 [光州5.18]

12月5日に発売予定の『光州5.18』のDVD2種類ありますが
イ・ジュンギファンとしては、やっぱり
特典としてインタビューが入っている”コレクターズ”の方を買いますよね。
このインタビューを収録したのが
JKスペシャルのファンミの来日時とくれば
なおさらの事、”コレクターズ”の方を買う破目になるのです。
まさに、角川さんの思惑にハマるわけですね。
悔しいですが・・・・・・

逆に
イ・ジュンギファンで、スタンダードを買う方がいるのでしょうか


光州5・18 コレクターズ・エディション







光州5・18 スタンダード・エディション







しかし、10月の来日時に
この『光州5.18』のDVD発売のプロモも兼ねてインタビューを結構受けていたんですね。
KBOOMでも2カ月連続この『光州5.18』の記事でした。

一枝梅の為のプロモは、韓国で集中して済ませているという感じでしょうか。

一月号のKBOOMに、来日時に撮られたフォトが載っていました。
DVD用の衣装のような気がします。
日付は、10月7日になっていましたが
これは絶対、8日の気がします。

7日の時は、ファンミの衣装で、色々な媒体にインタビューを受けていたので
途中でわざわざ、DVDの衣装に着替えてというのは、時間的に無理だし
唇が荒れていたのですが、握手の時は、きれいな唇だったし韓タメの時も綺麗だったので
ファンミの翌日の気がします。

5日に発売のDVDを見て確認すれば、分かる事ですけどね。


KBOOMでの1月号でのインタビューを読んで
やっぱり、イ・ジュンギ君ならではの答え方だなぁって感心しました。

決して、メインの出演者でないけれど
自分が、何故こういう映画を選んで出演したかについて深く答えているし
自分が演技によって伝えるべき事・伝えられる事があるという確信の元
作品選びもしているし
何よりも、俳優としての自分を成長させていく事を
真摯に考えている姿が、素敵です。

イ・ジュンギという俳優によって
私たちも、色々と成長することができるわけです。

人は、生きている限り
何らかの影響を周りに与えていく
そいういう事が、彼を通して知ることが出来るのですね。

自分たちも良い影響を周りの人々に与えて行く事が出来る
そういう
生き方が出来れば
本当に 素敵な人生になりますね。


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