映画『マイ ウェイ』12000kmの真実 [映画]

はい、オダギリジョーとチャン・ドンゴンの『マイ ウェイ』 見てきましたよ。

日本人が・・・特に 私たちのような 韓流スターという枠から韓国に触れた人間にとっては

中々 厳しい内容の部分ありましたが

ある意味 今だからこそ 撮れたのかなという気もします。

前評判の割には、韓国では、ヒットしなかったようですが

といっても 200万人は、入ったんですよね。

なんでも、1000万人は、入らないと赤字という事で失敗作の烙印押されちゃったようですが

かなりのお金がかかった映画だからですね。

150分という長さ・・・これが 監督の編集力かなという気がしました。

あまりにも 戦闘シーンに力を入れすぎてて 肝心の二人の友情をはぐくむという部分が見えにくいんです

この映画は、最後のシーンにとても 意味があるのに

そのための感情移入が しにくいのね

そして、意外だったのが 日本語シーンが多かったということ

こういう部分も 韓国でのヒットに結び付きにくいのかなとも思いました。

でも、私は、ヒットしたとか しないとかという 部分ではなく

監督の編集力に問題があったなぁって 感じました。

監督のイマジネーション・・・・

これが映画の難しい所だけど

自分の見せたいところを 余すところなく てんこ盛り盛りにし過ぎると

結局は、一番 伝えたかった事が 伝わらないという結果になるんだなぁって  

最近の韓国ドラマにもある傾向が ここに表れていたなって

本当に伝えたい道が ”ここ”で”これ” なのに

なぜか、”あそこ”や”あれ”も気になって

横道や 枝道のエピソードも 入れちゃうみたいな・・・

やっぱり 映画は、2時間に どれだけ ダイレクトに 観客に伝えるかという部分

その部分を やりすぎてしまうと 散漫な映画になっちゃう

カン監督さん 今回は、戦争映画で無いと言いつつも 結局は戦闘シーンに一番力入れていた気がするので

戦争映画 だと おもうなぁ・・・・そう感じてしまったわ。

山本太郎さん演じる日本人・・・とてもじゃないけど 太郎さん よくやったねって ねぎらいたいわ

凄い 憎まれ役よ・・・ 

オダギリジョーさん・・・本当に 危ういバランスの上に・・・・下手すると 凄い憎まれ役

だけど、さすが 演技力でカバーよ

チャン・ドンゴンさん・・・この人物設定が・・・ ドンゴンさんも どういう風に感情を表現していいか

迷ったろうなぁ・・・という感じ

ただ いえるのは、監督は、民族ではなく 人間を描きたかった

その心は、感じました。


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