イザベラバードの日本紀行を読んで [雑学]

お久しぶりのコメント ありがとうございます^_^

彼の国を知る ということは
自分の国のことも振り返るということにもつながるので
学生時代よりも 深く 
読み込む事が出来た気がしますね

やっぱり 興味があって 知ろうとする意欲で 読み込むのと

興味がない状態で読むのとは 入るものが違いますね

特に
町の名前が出て来ると
知っている状態の方が リアルに頭に よみがえってくるようです

その頃の朝鮮には、橋をかける技術がなかったのか 職人がいなかったのか

橋がない事に 苦労する描写が多かったです
で、
イザベラバードが 初めて 朝鮮に行ったのが 60歳を超えてから

日本を初めて 訪れたのが 47歳の頃でした

太平洋から船で 横浜入りだったのですが
明治になって 10年くらい経った頃のようです

一番目先に 目に入ったのが 富士山です

今、シュリーマンという方が書かれた 清と日本紀行の本を読んでますが
やっぱり 富士山の姿に 圧倒されて 横浜に入港してます


そして

イザベラバードが 横浜の地に降り立った時
目に入ったのが

馬車ではなく
なんと 人力車だったのです

人力車って 日本の文化だったのですね@@

浅草で 乗りましたよ ダンナと一緒に
正直 恥ずかしかったですが〜
でも エコな移動手段ですよね

イザベラバードの目線に戻ります

そして その人力車を引っ張る日本人の描写

ふんどし一本の ほとんど裸に近い姿に 驚いています

日本人は 黄色くて 小さいという事も 頻繁に言ってます
そして
商店が多くて お茶屋が多くて 働く女性の姿の描写も多いです

男も女も よく働いて 子供を可愛がる姿が印象的だと

東京になったばかりの江戸から 東北地方 北海道のアイヌの村々まで 旅するのですが
東京では 活気にあふれ 街も人々も清潔で綺麗だという描写でしたが
山奥の寂れた村々の人々の描写になると
綺麗ではない描写が多くなって来ましたが

どういう村々でも
男も女もよく働いて 子供を可愛がる姿は一緒でした
子供と一緒に遊ぶ姿
男も子供を抱いて 近所のお父さん仲間と 談笑する姿
こんなに子供を可愛がる民族はないという風に 描写してます

そして

馬で移動してるのですが

馬の足に わらじを履かせてるのですよ

え〜

日本の馬は わらじ 履いてたんだ@@

なんか 可愛い

で、馬子には 女もいたのです

町から町 村から村への移動に 
馬を借りて行くのですが 馬を引っ張る馬子に女性が多くいたのです

馬のわらじが 直ぐにダメになるので 1日に 何度も履き替えさせて

人間のわらじと 馬のわらじが 街道に売っているんですよね

イザベラバードが驚いたのが 日本人は 必要以上に金銭を要求しない事
仕事が済んだら さっさと帰って行くこと

乞食はいなくて
どんなに貧しい人々でも  働いている

滞在中に 地震にもあって
東北の山奥で 豪雨にあって
山津波を見て 橋が流されるところも見て

そうそう この頃の日本には 小さくても 橋はかかっていた事が分かります

川下りの舟も もちろんあるのですが

大きい橋もあったと

でも

イザベラバードの日本紀行で もっとも興味がある部分は
アイヌの村々の記載が 生き生きとしています。

酒飲みという部分は、気に入らないようですが

日本人とアイヌの違いがよく分かります
でも
男も女も働き者で 同じように子供を可愛がる姿が印象的です
ただ

イザベラバードの目には、貧しい人々という認識のようでしたが

日本人から蔑まれているというように見えていたようですが

大勢のアイヌの村の近くに 少数の日本人村があるという記述に
私が感じたのは
平和的な共存が営まれていたのかなって
もし、敵対関係があったとしたら 大勢のアイヌの村々の近くに 少数の日本人村はありえないだろうなぁと

まぁ 
そのようになるまでには
色々あったのかもしれませんが

その頃の アイヌと日本人との関係が分かることは
とても貴重な紀行文ですよね。









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